稲垣雅之
愛知県出身。名古屋芸術大学卒業。洗足学園音楽大学附属指揮研究所修了。2002年、女満別国際音楽セミナーを受講。2003年、湯浅勇治氏の指揮セミナーを受講。2006年、東京佼成ウインドオーケストラのオーディションに合格し、2年間指揮研究員として、ダグラス・ボストック、下野竜也、齊藤一郎、山下一史、渡邊一正、ポール・メイエ各氏等のアシスタントを務める他、第19回朝日作曲賞最終審査会、第1回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール本選、特別演奏会、音楽教室、録音等、約50回指揮を担当する。またチェレスタ奏者としても定期演奏会他に出演。2008年、ダグラス・ボストック氏の推薦によりユングフラウ音楽祭(スイス)に参加し、国際指揮マスタークラスを受講。同年、仙台フィルハーモニー管弦楽団の公演にて山下一史氏の副指揮者を務める。2009年、ベルナルト・ハイティンク国際指揮マスタークラス(スイス)に於いて、世界各国の応募者の中からオーディションにより数名の受講生に選ばれる。2010年、ネーメ・ヤルヴィ国際アカデミー(エストニア)に受講生として参加。アカデミー開催期間中に行われたコンサートにネーメ・ヤルヴィ氏に選出され出演。2013年、ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン交響楽団の来日公演に於いてリハーサルに同行し師の元で研鑽を積む。
これまでに指揮を秋山和慶、ベルナルト・ハイティンク、ネーメ・ヤルヴィ、ダグラス・ボストック、レオニード・グリン、小林研一郎、湯浅勇治、河地良智、川本統脩の各氏に、スコアリーディングを島田玲子、西川麻里子の各氏に、ピアノを板坂真理子、中野五月、越野宏之の各氏に、ソルフェージュを宮川陸男氏に、古楽器演奏法を竹本義明氏に師事。
ルツェルン・フェスティバル・ストリングス、パルヌ・シティ・オーケストラ、エストニア・ナショナル・ユース・オーケストラ、東京佼成ウインドオーケストラ等のオーケストラ、吹奏楽団を指揮。ソリストとの共演も多く、ピアニストの春原恵子、山岸ルツ子、ミハイル・カンディンスキー、渡辺治子、チェリストのマリウス・ヤルヴィ、サクソフォーン奏者の須川展也各氏等と共演し何れも好評を博している。